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2012年 11月 17日
友人に「全盲の僕が弁護士になった理由」という本を勧められました。
タイトルの通り、先天性の緑内障で12歳で全盲になってしまわれた方が、 努力の末5回目のチャレンジで司法試験に合格したこと、 そして弁護士として今を生きる姿が、気負うことなく自然体で表現されていました。 勧められた時、正直、がんばってる人、成功した人、という印象が 今の自分には重く感じました。 健康な人と私では、感動する本も変わってきます。 健康な時のように、読んで素直に「よし、私も頑張らなくっちゃ!」とは思えそうにないですし。 でも、次に読むモノが見つかってなかったので、友人の期待もあり手に取りました。 大きな文字だったので、一気読み。 ・・・うん、やっぱり、がんばりが重い。 本の帯に『「だから無理」より「じゃあどうする」のほうが面白い!』とある。 面白い!・・の感覚が今の自分には遠い。 心のどこかで、人生面白い!と思えることはもうないだろう、と思ってる。 ただ、この方が、目が見えないのにどうやって弁護士ができるのか。 興味ありませんか。 具体的に、画面読み上げソフト、点字電子手帳、指で表が確認できるレイズライターなどなど 私が知らなかっただけで、いろいろな道具がありました。 そしてそれの足りないところを補う助手の存在、筆者の暗記力、聴力、見えないからこその研ぎ澄まされた感覚。 一人の弁護士として、遜色なく仕事を全うされていました。 壁にぶつかると「無理」ではなく「じゃあどうしよう」と、考えて乗り越える姿がありました。 私、子供の頃よく親戚のおじさんに 「生きてるうちに脳みそ使え」と言われたこと思い出しました。 冗談混じりのその言葉に、そのときは何の興味も持たなかったけど、 今までの人生で「無理」と諦めてきたことのいくつかにでも、この脳みそ使って取り組んでいたなら もう少し豊かな人生に出会えていたのかもしれないな。 なーんて、やっぱり読んでしまうとそれなりに重いテーマを残してしまったのですが、 過ぎたことを考えてもしょうがない。そこはきっぱりと。 今の自分、大事にしてやりたいと思う。 朝から雨。風も強くて、郵便受けの中まで水がたまってました。 大事な便りが入ってなくてよかった。 雨の中、友人に誘われてラーメン屋さんへ。 味覚異常の始まりっぽく、いつもとスープの味が微妙に違っていたけれど チャーシューはおいしくいただけました。 おいしそう!と思える時間は大切 いつも読んでくださってありがとう! にほんブログ村
by blue23h
| 2012-11-17 21:25
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